いい雰囲気になったあの人との次の約束、心から楽しみにしたいはずなのに、ふと自分の歯並びが気になって、笑顔がこわばってしまう…。そんな経験はありませんか?
わかります。好きな人の前で、思いっきり笑えないその気持ち。でも、安心してください。その悩みは、決してあなた一人だけのものではありません。
そして、その悩みは「歯並び」そのものというより、「歯並びが気になってしまう気持ち」のほうが大きいことも多いです。ここは、科学的な考え方と具体的な工夫で、ちゃんと乗り越えられます。
この記事は、巷にあふれる「気にしなくて大丈夫」といった、ふわっとした精神論ではありません。
歯科衛生士として臨床現場を見てきた立場から、「矯正中の恋愛を乗り切るための超具体的な戦術」を、あなたにわかりやすくお伝えします。
この記事を読み終える頃には、不安が少し整理されて、「これならできそう」という希望と一緒に、次の一歩を踏み出せるようになっているはずです。
KEIKO/ 歯科衛生士
歯科衛生士。都内の歯科医院でのクリーニング・着色除去の現場経験をもとに、ホワイトニングや歯列矯正などの歯に関する知識についてをやさしく解説します。子育て真っ最中。趣味はガーデニングと読書。最近下の子が覚えた言葉は「バイバイ」。
なぜ、あなたは歯並びが気になってしまうのか?その科学的な理由
まず最初にお伝えしたいのは、「歯並びを気にしてしまう自分って、自意識過剰なのかな…」と、どうか自分を責めないでほしいということです。口元が気になってしまうのには、ちゃんと理由があります。
人の脳は、相手の第一印象を判断するとき、無意識に「目元」と「口元」を見やすいと言われています。特に、笑ったときに見える歯並びは、「清潔感」「健康的に見えるか」「きちんとしている印象」といった情報を、言葉以上に伝えてしまうことがあります。
だから、歯並びへのコンプレックスが自己肯定感を下げてしまうのは、ある意味とても自然な反応なんです。
さらに、「Eライン(エステティックライン)」という言葉を聞いたことはありますか?鼻先と顎の先端を結んだラインのことで、歯並びや口元の出方は、この横顔の印象にも関わってきます。
つまり、歯並びは正面から見た笑顔だけでなく、ふとした瞬間の横顔の印象にも関わる、第一印象を作る要素の一つなんですね。
ですから、あなたの悩みは「気のせい」ではありません。まずは「気になってしまうのは自然なこと」と受け止めて、ご自身の気持ちを否定しないところから始めましょう。
【「恋愛対象外」と感じるとき、実際に起きている“心理のズレ”】
ここで一つ、落ち着いて整理しておきたいことがあります。あなたが本当に怖いのは「歯並び」そのものというより、歯並びが原因で“嫌われるかもしれない”と想像してしまうことではないでしょうか。
この想像が強くなると、表情が固くなったり、口元を隠すしぐさが増えたり、会話のテンポが落ちたりしやすくなります。すると相手には「緊張しているのかな」「自信がなさそう」「距離があるのかも」と伝わってしまうことがあります。
つまり、恋愛で本当にもったいないのは、歯並びの見た目以上に、不安がコミュニケーションを小さくしてしまうことなんです。
矯正治療が自己肯定感や生活の質(QOL)に良い影響を与える可能性がある、と言われるのも、まさにここがポイントです。歯並びが整うと見た目が変わるだけでなく、堂々と笑いやすくなり、行動が変わって、結果として人との関わり方が良い方向に動きやすい。
そうした流れが報告されています。
歯並びが悪いと本当に「恋愛対象外」になる?研究とデータで現実を整理
まず結論から言うと、「歯並びが悪い=恋愛対象外」とは言い切れません。けれど同時に、「歯並びは見られていない」とも言い切れない。ここが一番、心が揺れるポイントですよね。
“第一印象”に歯並びが関わる可能性は、研究でも示唆されている
不正咬合(歯並びや噛み合わせの乱れ)のタイプによって、見た人の注目のされ方や評価が変わる可能性を調べた研究(視線計測や調査を含む)も報告されています。
これは「歯並びがすべて」という意味ではありませんが、“口元が印象の一部として見られやすい”という理解にはつながります。
日本のアンケートデータが示すのは「好感度」より「自信」の側面
たとえば、歯列矯正経験のある20代〜30代女性を対象にした調査では、矯正後に「モテ度が上がったと思う」と回答した人が一定数いる、という結果が紹介されています。
ただ、この種のアンケートで見落とされがちなのが、実は「他人の評価」以上に、本人の自己評価(自信)が上がったという側面です。
実際、成人の矯正治療が自己肯定感やQOLに良い影響を与えうることを示唆する論文もあります。つまり、恋愛で効いてくるのは「歯並びの点数」ではなく、歯並びを気にせず笑える状態=行動の変化のほうが本丸になりやすい、ということです。
「恋愛対象外」になる人・ならない人の差は、“口元”より“振る舞い”に出る
ここ、かなり大事です。
歯並びが気になっている人ほど、デートで無意識に「口元を隠す」「笑うときに控えめになる」「口をあまり開けない話し方になる」などが増えがちです。すると相手は、歯並びというより、“距離が縮まらない感じ”を受け取ることがあります。
逆に言えば、矯正中でも恋愛がうまくいく人は、「歯並びを完璧に見せる」より先に、不安が行動を狭めない仕組みを作っています。ここから先の「戦術」は、まさにそのためのものです。
【この記事の核心】矯正中の恋愛を乗り切る5つの現実的なデート戦術

「理屈はわかったけど、じゃあ具体的にどうすればいいの?」
ここからが本題です。矯正中の不安は、根性でどうにかするものではなく、「戦術」でうまく乗り越えるものです。ここでは明日からすぐに使える、5つの具体的なデート戦術をご紹介します。
最も多い質問は「キスって、できますか…?」というもの。でも、その質問の奥にある本当の悩みは「矯正装置ごと、このコンプレックスごと、相手に受け入れてもらえるだろうか?」という、「受け入れてもらえるか不安」という気持ちだったりします。
実はここが、技術的な問題以上に、行動を止めてしまう一番の原因になりやすいところです。これからお話しする戦術は、すべてその心理的な壁を越えるためにあります。
この知見が、あなたの助けになればうれしいです。
【デート前に1つだけ決めてください:「不安をゼロにする」より「不安があっても動ける」に寄せる】
矯正中の恋愛がしんどいのは、「不安があるのに、いつも通り完璧に振る舞おう」としてしまうからです。大事なのは、不安を消すことではなく、不安があっても“自然に見える行動”を先に用意しておくことです。行動が整うと、気持ちはあとから落ち着いてきます。
- 食事デートの戦術:お店選びで9割決まる
矯正中に気になりやすいのが食事です。ワイヤーに食べ物が挟まるのは避けたいですよね。解決策はシンプルで、食べ方に気を取られにくいお店を選ぶことです。
柔らかく煮込んだ料理が多いコースのお店や、個室があるお店なら、人目を気にせず落ち着いて食事と会話を楽しめます。パスタなら細い麺より、ペンネのようなショートパスタを選ぶと安心です。
さらに一歩進めるなら、「途中で席を外すタイミング」まで先に想定しておくこと。お手洗いに立つのは不自然ではありません。そこで鏡で確認できるだけでも、緊張感がぐっと下がります。 - 会話の戦術:「自己開示」は最高の武器になる
隠そうとすればするほど、不自然になりやすいです。もし関係が進みそうなら、思い切って「実は今、歯並びをきれいにしてるんだ」と伝えてみましょう。
大切なのは、深刻に言いすぎず、前向きに伝えることです。「笑顔に自信を持ちたくて」と理由を添えると、相手はあなたの姿勢を魅力的に感じて、応援してくれることが多いです。
ここでのコツは、“告白”ではなく“共有”の温度感にすること。「ちょっとだけ喋りにくい日があるかも」くらいの軽さで十分。あなたが堂々としているほど、相手も自然に受け取ります。 - キスの戦術:不安はコミュニケーションで解消する
ワイヤー矯正の場合、装置が当たるのではと不安に思うかもしれません。でも実際には唇がクッションになるので、相手が痛みを感じることは多くありません。
大切なのは、事前に「当たったらごめんね」と軽く伝えておくこと。その一言で心理的なハードルが下がって、お互いリラックスしやすくなります。
マウスピース矯正の場合は、「外すタイミング」が悩みどころですが、結論はシンプルです。食事と同じで、“席を外す流れ”を先に作っておく。恋愛は段取りがあるだけで楽になります。 - マッチングアプリの戦術:誠実さが好感度を呼ぶ
プロフィールに矯正中であることを書くか迷う方も多いですが、書くことをおすすめします。
ただし、「矯正中です」だけではなく、「最高の笑顔を目指して自分磨き中です!」のように、前向きな一文を添えるのがポイント。誠実さが伝わり、価値観の合う人が集まりやすくなります。
また、写真の撮り方も大事です。「口元を隠した写真」ばかりだと、むしろ相手は不安になりやすいです。口元は完璧でなくていいので、表情が明るい写真を混ぜる。それだけで、やりとりの空気が変わります。 - メンタル維持の戦術:視点を「今」から「1年後」へ
どうしても不安になったら、鏡の中の「今の自分」より、「1年後の自分」を想像してみてください。コンプレックスから解放されて、心から笑えているあなたを。
矯正期間は、その未来のための「準備期間」です。そう捉えるだけで、今の小さな不安が、未来への前向きな投資に見えてきませんか?
矯正治療で外見だけでなく、内面的なポジティブな変化(明るさ・積極性など)を周囲が感じる、という報告もあります。あなたの努力は、ちゃんと“人生の方向”を変える力を持っています。
ケーススタディ:同じ「矯正中」でも、うまくいく人がやっている1つの習慣
矯正中の恋愛でうまくいく人は、デートを「試験」だと思っていません。毎回100点を取りにいかず、「今日は会話を楽しむ日」「今日は雰囲気を作る日」というふうに、目的を小さく分けています。
そうすると、口元への意識が自然に分散されて、表情も柔らかくなりやすいです。結果として相手は「一緒にいて楽しい」と感じやすくなります。恋愛は“口元の勝負”というより、“空気の勝負”です。
「恋愛中」のあなたに最適な矯正方法は?マウスピースとワイヤーを徹底比較
具体的な戦術がわかると、次に気になるのは「どの治療法が自分に合っているか」ですよね。特に恋愛中は、見た目の問題は切実です。
現在主流のマウスピース矯正とワイヤー矯正は、それぞれに特徴があり、どちらが良いというものではありません。
これらは競合する治療法というよりは、あなたのライフスタイルや歯並びの状態によって最適な選択肢が変わる、比べて選ぶ関係にあります。
ここでは、特に「デート中の快適さ」という視点も入れて、わかりやすく比較してみましょう。
| 比較軸 | マウスピース矯正 (インビザラインなど) | ワイヤー矯正 (表側) | 裏側矯正 |
| 見た目の自然さ | ◎ (透明でほぼ気づかれない) | △ (金属やワイヤーが目立つ) | ○ (歯の裏側なので見えない) |
| 食事のしやすさ | ◎ (取り外して普段通り食事できる) | △ (食べ物が挟まりやすい) | △ (食べ物が挟まりやすい) |
| デート中の快適さ | ○ (食事やキスの前に外せる) | △ (常に装置の存在を意識する) | △ (滑舌に影響する場合がある) |
| 費用 | △ (比較的高価) | ◎ (最も経済的) | △ (最も高価) |
| 治療期間 | ○ (比較的短い傾向) | ○ (標準的) | △ (長くなる傾向) |
| 対応できる歯並び | ○ (軽度〜中程度の症例向き) | ◎ (ほぼ全ての症例に対応可能) | ○ (多くの症例に対応可能) |
この表を見てわかるように、もしあなたが「デート中の見た目」や「食事の快適さ」を最優先するなら、マウスピース矯正は有力な選択肢になります。
一方で、費用を抑えたい、あるいは複雑な歯並びを治したいという場合は、ワイヤー矯正が合うことも多いです。
【恋愛中の“見た目ストレス”をさらに減らす、小さな選択肢】
ワイヤー矯正でも、目立ちにくいブラケット(透明系)や、白っぽいワイヤーを選べる場合があります。マウスピースでも、アタッチメント(歯につける小さな突起)の位置や形で見え方が変わることがあります。
どれも症例や方針次第ですが、「恋愛中で気になる」という理由は相談して大丈夫です。遠慮せず伝えた方が、結果的に続けやすくなります。
矯正中でも魅力が落ちない人がやっている「清潔感」の作り方
恋愛で一番効くのは、正直「歯並び」よりも清潔感です。これは精神論ではなく、相手が“安心できるかどうか”に直結する情報だからです。
そして清潔感は、生まれつきではなく、矯正中でも積み上げられます。ここを押さえると、不安は驚くほど小さくなります。
矯正中の清潔感は「口臭」より先に「口元の安心感」で決まる
相手が気にするのは、ニオイそのものというより「なんとなく不快かも」という曖昧な不安です。矯正中は装置がある分、自分が気になりやすいですよね。だからこそ、“安心感を作る動き”が効きます。
たとえば、会話中に口元を隠し続けるより、姿勢を整えて、相手の目を見て、ゆっくり笑う。これだけで口元への注目は分散されやすくなります。
研究の話をすると、見た目の評価は一つのパーツだけで決まるより、全体の印象(表情・雰囲気)で上書きされやすい。だから戦術は「口元を消す」ではなく「全体を整える」が正解です。
“矯正中のデート”で差が出るのは、唇と歯ぐきのコンディション
細かいですが、ここは効きます。装置があると、口が乾きやすかったり、唇が荒れやすかったりします。唇が荒れていると、それだけで「疲れて見える」「緊張して見える」につながりやすいです。
逆に、唇が整っているだけで、笑顔が一気に“健康的”に見えます。
歯ぐきについても同じで、歯肉が腫れていると、見た目だけでなく出血や不快感が出やすい。矯正中こそ、歯科でのクリーニングやセルフケアの質が、恋愛のメンタルにも直結します。
ケーススタディ:同じ“口元コンプレックス”でも、恋愛が前に進む人の共通点
口元に悩んでいた方が、矯正を始めた途端に急にモテた、というより、よくあるのは「表情が柔らかくなった」「写真を避けなくなった」「人と会う予定を入れられるようになった」という変化です。
この変化は、論文でも自己肯定感やQOLの改善として示唆されています。
つまり、恋愛に効くのは“歯並びの完成”より、“行動が前に進むこと”。あなたも、ここを狙いにいきましょう。
1年後、最高の笑顔と自信を手に入れるために
治療法を選ぶとき、つい費用や期間といった「目の前の負担」に意識が向きがちです。でも、あなたに本当に見てほしいのは、その先にある「長い目で見たリターン」です。
新潟大学が行ったある興味深い研究があります。歯科矯正を終えた患者さんのご家族や友人に話を聞いたところ、感じた変化は、単に「歯並びが綺麗になった」ことだけではありませんでした。
治療後の変化として歯並びや口元だけでなく、「性格が明るくなった」「行動が積極的になった」といった内面的なポジティブな変化を強く感じていることが報告されています。
出典: 「歯科矯正治療による顔の印象の変化」 – CiNii Research
これは、歯列矯正がもたらす価値が、歯並びの改善だけでなく、「人生を変えるほどの自信」にもつながりうることを示唆しています。
矯正期間は、苦しい試練の時間ではありません。蝶が羽を広げる前の「サナギの期間」みたいなものです。
あなたの笑顔は、あなたが思う以上に価値がある
最後に、これまでの要点を振り返りましょう。
- あなたの悩みは当然のもの: 歯並びが気になるのは、心理学的に見ても自然なこと。自分を責める必要は全くありません。
- 不安は「戦術」で乗り越えられる: 矯正中の恋愛の不安は、具体的なデート戦術を知ることで、乗り越えることができます。
- 最高の未来が待っている: 治療への投資は、一生ものの「自信」という、何にも代えがたい形であなたに返ってきます。
歯並びで、あなたの価値は1ミリも変わりません。でも、もしそのコンプレックスが、あなたの素晴らしい笑顔を少しでも曇らせているのなら、変える勇気を持つ価値は十分にあります。
まずは、その不安を専門家に話してみませんか?多くのクリニックでは無料カウンセリングを行っています。誰かに話すだけでも、心は驚くほど軽くなりますよ。
歯列矯正を行うなら「ゼニュムクリア」がおすすめ!

歯列矯正をするなら、マウスピース矯正の「ゼニュムクリア」がおすすめです。
今注目のマウスピース矯正のサービスで、評判も非常に良く、利用者も右肩上がりで増えています。
透明なマウスピースなので普段つけても目立ちませんし、費用も明確になっているので迷わずに始められます。
対応している歯並びも多く、ガミースマイルや出っ歯も対応しています。
初回診断は無料なので、まずは気軽にご相談してみることをおすすめします。
\2/28までキャンペーン実施中!/
[参考文献リスト]