友人の結婚式を前に、「最高の笑顔でお祝いしたい」という気持ちが高まる一方で、ネットには広告が多くて「結局、何を信じればいいの?」と不安になりますよね。
その気持ち、痛いほどよくわかります。
この記事を読めば、広告に振り回されることなく、専門学会の基準を使って、本当に信頼できる矯正歯科医を見つけられるようになります。
これは、治療法をただ説明するだけの記事ではありません。あなたの大切な歯と決して安くない費用を、安心して任せられる相手を見抜くための「判断軸」をまとめた、いわば“お守り”のような内容です。
この記事で、あなたは以下のことが分かります。
- なぜ「クリニック選び」が最重要なのか
- 信頼できる医師を示す「客観的な資格」とは何か
- 後悔しないクリニックを見極めるための、具体的な5つのステップ
- 費用や抜歯に関する最後の疑問の整理
KEIKO/ 歯科衛生士
歯科衛生士。子育て真っ最中。趣味はガーデニングと読書。最近下の子が覚えた言葉は「バイバイ」。都内の歯科医院でのクリーニング・着色除去の現場経験をもとに、ホワイトニングなどの歯に関する知識をやさしく解説します。
八重歯の矯正は「どこで受けるか」で結果が大きく変わる!

まず、いちばん大事なことからお伝えします。
八重歯の矯正の結果は、マウスピースかワイヤーかといった「装置」だけで決まるものではありません。
大きな差が出るのは、「どの医師が、どう診断し、どんな治療計画を立てるか」。つまり、医師の経験と設計力です。
日本では、歯科医師免許があれば、矯正治療の経験が浅くても「矯正歯科」を標榜できる「自由標榜制」です。
そのため、専門性の高い医師と、そうではない医師が混在しているのが実情です。だからこそ、患者さん自身が専門家を見抜く「目」を持つことが、何よりも大切なのです。
「じゃあ、どうやって専門家を見つければいいの?」と思いますよね。ご安心ください。そのための、客観的で信頼性の高い“ものさし”があります。
信頼できる矯正歯科医は「日本矯正歯科学会 認定医」の資格で見抜ける

情報が多すぎて迷ってしまう中で、「ここを見れば安心」という判断軸になるのが、「公益社団法人 日本矯正歯科学会」が認める「認定医」の資格を持っているかどうかです。
広告で「インビザラインのプロバイダーランク」という言葉を見たことがある方もいるかもしれません。これは、アライン・テクノロジー社が定めた“年間症例数に応じたランク”です。経験の一つの目安にはなりますが、診断力や治療の質そのものを保証する仕組みではありません。
一方、「日本矯正歯科学会」は、日本の矯正歯科学分野で最も権威のある公的な学術団体です。そして、学会が厳しい基準で専門性を評価し、認めた証が「認定医」なのです。
「認定医」の資格を得るためには、次のような高い条件をクリアする必要があります。
- 大学の歯科矯正学講座で5年以上の専門研修を受ける
- 学会が認める学術雑誌に論文を発表する
- 厳しい審査と試験に合格する
つまり「認定医」であることは、矯正治療の専門家として一定水準を満たしているという、信頼の目印です。後悔しないための最低限のパスポートだと考えてよいでしょう。
「認定医」を探し、見極めるための5つの実践ステップ

では、実際にどう動けばいいのでしょうか。ここからは、「認定医」を探し、その中から自分に合うクリニックを選ぶための5つのステップを紹介します。
Step1: 学会サイトで「認定医」を検索する
まずは、お住まいの地域にいる認定医を探すところから始めましょう。以下の公式ページで、都道府県別に検索できます。気になるクリニックの医師が認定医かどうかも、ここで確認できます。
Step2: 費用体系を確認する(トータルフィー制度か?)
次に、Webサイトやカウンセリングで費用の説明が分かりやすいかを確認しましょう。特に注目したいのが、「治療費総額提示制度(トータルフィー制度)」です。
これは、毎月の調整料や治療後の保定装置(リテーナー)など、治療完了までに必要な費用を最初に提示する方式です。
「通うたびに追加料金が増えて、最終的に想定より高くなった…」というトラブルを避ける助けになります。
Step3: 精密検査の有無を確認する(セファロはあるか?)
信頼できるクリニックは、治療前に必ず精密検査を行います。中でも重要なのが、「セファロ(頭部X線規格写真)」という特殊なレントゲンです。
セファロは、歯だけでなく顎の骨格バランスやズレまで分析でき、根拠のある治療計画を立てるために欠かせません。
カウンセリング当日に精密検査もせず、「マウスピースで治せます」と即断する場合は、慎重に見たほうがよいかもしれません。
Step4: 複数の選択肢を提示してくれるか
八重歯の状態によっては、マウスピース矯正が最適とは限りません。動かす量が大きい場合や骨格的な要因がある場合は、ワイヤー矯正のほうが確実で美しく仕上がることもあります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、どちらが上というより“得意・不得意が違う対等な選択肢”です。
希望を丁寧に聞いたうえで、両方のメリット・デメリットを公平に説明し、最適な方法を提案してくれる医師こそ、信頼できるパートナーといえます。
Step5: カウンセリングで「聞くべき質問」をする
最後は、実際にカウンセリングへ行き、医師と直接話して確認することです。次の質問をしてみると、誠実さや診断の深さを見極めるヒントになります。
- 「先生のクリニックでは、セファロなどの精密検査に基づいた診断をしてもらえますか?」
- 「私の八重歯の場合、マウスピース矯正とワイヤー矯正のそれぞれのメリット・デメリットを教えてください。」
- 「費用はトータルフィー制度ですか?治療完了までに追加でかかる可能性のある費用はありますか?」
- 「もし先生の家族が、私と同じ歯並びで治療するとしたら、どの方法を選びますか?その理由も教えてください。」
これらの質問に、専門家として誠実に、そして分かりやすく答えてくれる医師なら、安心して治療を任せられる可能性が高いでしょう。
よくある質問:八重歯のマウスピース矯正Q&A

最後に、カウンセリングで患者さんからよくいただく質問にお答えします。
Q1. 私の八重歯は抜歯が必要になりますか?
A1. ケースバイケースです。八重歯は、歯が並ぶスペースが足りない状態のため、きれいに並べるには抜歯が必要になることも少なくありません。とはいえ、歯を削ってスペースを作ったり、奥歯を後ろに動かしたりして、非抜歯で対応できる場合もあります。精密検査の結果をもとに、抜歯・非抜歯それぞれのメリット・デメリットを説明してくれる医師に相談しましょう。
Q2. 費用は総額でだいたいいくらくらいかかりますか?
A2. マウスピース矯正の場合、全体の歯を動かす治療で80万円〜120万円程度が目安です。これに加えて、検査診断料(3〜5万円)や、治療後の保定装置料などが別途かかる場合があります。必ず「治療費総額提示制度(トータルフィー制度)」のクリニックで、総額を確認してください。
Q3. 治療期間はどのくらいですか?
A3. 歯並びの状態によりますが、全体矯正の場合で1年半〜3年程度が一般的です。自己管理(1日20〜22時間のマウスピース装着)をしっかり守れるかどうかで、期間が変動することもあります。
Q4. 治療中の痛みはありますか?
A4. 新しいマウスピースに交換した直後の1〜2日は、歯が動くことで締め付けられるような痛みや違和感が出ることがあります。ただ、ワイヤー矯正に比べると痛みは少ないと言われています。
Q5. 後戻りしないか心配です。
A5. 矯正で動かした歯は、何もしないと元の位置へ戻ろうとします。これを「後戻り」と言います。後戻りを防ぐために、治療後は必ず「リテーナー(保定装置)」を一定期間装着する必要があります。リテーナーの装着までが矯正治療だと考え、医師の指示にしっかり従うことが大切です。
八重歯のマウスピース矯正は専門家に相談しよう!

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
八重歯をマウスピース矯正で治したいと思ったときに、いちばん大切なのは「どの装置を選ぶか」ではなく、「誰に治療を任せるか」です。
そして、信頼できる専門家を見抜くための客観的な基準が、「日本矯正歯科学会 認定医」であることも、理解していただけたかと思います。
情報があふれる中で、何が正しいのか分からなくなるのは当然です。でも、あなたにはもう、広告の言葉に流されず、納得して選ぶための「判断軸」があります。
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[参考文献リスト]