「友人は矯正でとても綺麗になったけど、インターネットで検索すると失敗談も出てきて不安…」「高額な治療だから絶対に失敗したくない」――。
そのお気持ち、痛いほどよく分かります。
大切なのは、広告の言葉を鵜呑みにせず、ご自身の目で「信頼できる証」を確認する方法を知ることです。
この記事の結論を先にお伝えします。信頼できる矯正歯科医は、広告ではなく「公式サイト」で客観的な資格を確認して見つけるのが最も確実です。
この記事を読めば、わずか3分で、ご自身の手で本物の専門家かどうかを確かめる方法がわかります。もう情報に惑わされることなく、自信を持ってクリニック選びの第一歩を踏み出せるよう、具体的にお手伝いしますね。
KEIKO/ 歯科衛生士
歯科衛生士。子育て真っ最中。趣味はガーデニングと読書。最近下の子が覚えた言葉は「バイバイ」。都内の歯科医院でのクリーニング・着色除去の現場経験をもとに、ホワイトニングなどの歯に関する知識についてをやさしく解説します。
なぜ今、「矯正認定医」の知識が重要なのか?

「矯正歯科」と看板を掲げているクリニックはたくさんあるのに、なぜわざわざ「認定医」という資格を気にする必要があるのでしょうか。
ここで、少し驚かれるかもしれませんが、大切な事実をお伝えしなければなりません。
実は、現在の日本の法律では、歯科医師の免許さえ持っていれば、誰でも「矯正歯科」を標榜(ひょうぼう)し、治療を行うことができてしまうのです。極端な話、矯正治療の経験がほとんどない歯科医師でも、明日から「矯正歯科」を名乗ることが可能なのです。
もちろん、熱心に勉強されている素晴らしい先生もたくさんいらっしゃいます。しかし、患者さん自身がその違いを見分けるのは、極めて難しいのが現実です。
だからこそ、あなたの身を守るために、客観的で信頼できる「専門家を見分けるモノサシ」が必要不可欠なのです。
信頼できる歯科医師探しの答えは「日本矯正歯科学会」にある

では、その「モノサシ」とは一体何でしょうか。それが、公益社団法人 日本矯正歯科学会が認める認定資格です。
日本には矯正歯科に関連する学会がいくつか存在しますが、その中でも日本矯正歯科学会は、1926年(大正15年)に設立された日本で最も長い歴史と最大の会員数を持つ、最も権威ある学術団体です。
重要なのは、この学会が単なる歯科医師の集まりではなく、内閣府から認定を受けた「公益社団法人」であるという点です。これは、営利を目的とせず、学術の発展や国民の利益に貢献する、極めて公的な組織であることを意味します。
そして、「認定医」という資格は、その公的な組織である日本矯正歯科学会が、厳しい基準で審査し、認めた専門家の証なのです。つまり、この二つのエンティティの関係性は、資格の信頼性を保証する上で非常に重要です。
認定医・専門医・臨床指導医、何が違う?自分に合う先生の選び方

日本矯正歯科学会の資格には、実はレベルに応じた階層があります。これを知っておくと、さらにご自身の状況に合った歯科医師を選びやすくなります。
- 認定医: 矯正歯科医としての基本的な知識と技術を持つと認められた、いわば専門家としてのスタートラインです。これでも十分な専門性を持っています。
- 専門医: 「専門医」は、「認定医」資格を取得した上で、さらに厳しい試験や症例審査をクリアした、より上位の資格です。より複雑なケースに対応できる、高いレベルの技術を持っていることを示します。
- 臨床指導医: 「臨床指導医」は、認定医を育成する立場にある、経験豊富な歯科医師です。「認定医を育てる先生」と考えると、その経験の深さが分かりやすいでしょう。
では、あなたはどの資格を持つ先生に相談するのが良いのでしょうか。以下の表を参考にしてみてください。
| 🥇 資格の種類 | 📜 なるための主な条件 | 📈 対応できる症例レベル | 👤 こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|
| 認定医 | 5年以上の専門研修 + 学会試験合格 | 一般的な歯並びの悩み全般 | まずは専門家に相談してみたい、信頼できる基準で選びたい方 |
| 専門医 | 認定医資格 + さらに厳しい試験・症例審査 | 顎の変形を伴うなど、特に難しい症例 | 他院で治療が難しいと言われた、外科手術も視野に入れている方 |
まずは「認定医」の資格を持つ先生を探すのが基本です。その上で、もしご自身の歯並びが特に複雑だと感じていたり、セカンドオピニオンを求めたい場合には、「専門医」の先生を訪ねてみると、より安心できるでしょう。
公式サイトで3分!気になる歯科医師の資格を自分で調べる方法

お待たせしました。ここからがこの記事で最もお伝えしたい、ご自身で専門家を見つけるための具体的なアクションです。
クリニックのウェブサイトに「認定医」と書かれていても、それを鵜呑みにせず、必ずこの一手間を加えてください。スマートフォンでも簡単にできますよ。
ステップ1:日本矯正歯科学会の公式サイトにアクセスする
まず、検索エンジンで「日本矯正歯科学会」と検索し、公式サイトを開きます。
ステップ2:「お近くの認定医を探す」ページを開く
公式サイトのトップページにある「お近くの認定医を探す」といったメニューをクリックします。都道府県から検索することも、氏名で検索することも可能です。
ステップ3:気になる歯科医師の名前を入力して検索する
あなたがカウンセリングを検討しているクリニックのウェブサイトを見て、担当歯科医師の名前を確認し、その名前を入力して検索ボタンを押します。
ステップ4:検索結果で資格を確認する
もしその歯科医師が本当に資格を持っていれば、名前と所属クリニックが一覧に表示されます。ここで名前が出てこなければ、その歯科医師は日本矯正歯科学会の認定医ではない、ということになります。
この簡単な手順だけで、あなたは広告や宣伝文句に惑わされることなく、客観的な事実に基づいて歯科医師の信頼性を判断できるようになります。
認定医に関するよくある質問(FAQ)

Q. 認定医の先生なら、絶対に失敗しませんか?
正直にお答えします。医療に「100%絶対」はありません。認定医であっても、人間ですから完璧ではありません。
しかし、認定医を選ぶことは、治療が成功する確率を格段に高める、現時点で最も確実な方法であることは間違いありません。
厳しい基準をクリアした専門家は、豊富な知識と経験から、予期せぬトラブルへの対応力も高いです。最終的には、カウンセリングで歯科医師と直接話し、その人柄や説明の分かりやすさなど、あなたとの相性も確かめることが大切です。
資格の確認は、その信頼できるスタートラインに立つための、最初の重要なステップなのです。
カウンセリングで「私の歯並びの場合、考えられる治療上のリスク(例えば歯根吸収や歯肉退縮など)について具体的に教えてください」と質問してみてください。
なぜなら、多くの人が「良いこと」ばかりを聞きたがりますが、本当に誠実な歯科医師は、治療のメリットだけでなく、起こりうるリスクやデメリットについてもきちんと説明してくれるからです。
その説明の丁寧さにこそ、歯科医師の誠実な姿勢が現れます。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。
自信をもって、最初の一歩「歯科医院での相談」に踏み出しましょう

この記事の要点を振り返ってみましょう。
- 矯正治療は、専門家を見分ける客観的なモノサシが必要です。
- 最も信頼できるモノサシは、「日本矯正歯科学会」の認定資格です。
- その資格は、公式サイトを使えば誰でも3分で自分で確認できます。
もうあなたは、溢れる広告情報に惑わされずに、ご自身の力で本物の専門家を見つけ出す知識と方法を手にしました。これは、あなたの矯正治療の成功に向けた、非常に大きな一歩です。
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