*本ページはプロモーションが含まれています

「歯列矯正はまだ早い?」子どもの歯並びが悪い原因は“口呼吸”かも?悩むお母さん必読!

「矯正はまだ早い?」子どもの歯並びが悪い原因は“口呼吸”かも?悩むお母さん必読!
子どもの歯並びが悪くなる原因は「遺伝」だけではなく、口呼吸(ぽかん口)・舌の位置・姿勢・食習慣・鼻づまりなど、毎日の生活習慣が深く関係します。高額な矯正を急ぐ前に、まずは原因の見極め家庭でできる改善(MFT=お口の筋トレ)から始めるのがおすすめ。必要に応じて小児歯科/矯正歯科+耳鼻咽喉科で「原因」を確認し、最短ルートでお子さんの成長をサポートしましょう。

テレビに夢中のお子さんのお口が、ぽかんと開いている…。そんな光景を見て、ふと不安になったことはありませんか? 先日、ママ友から「口呼吸って、歯並びに悪いらしいよ」と聞いて、急に心配が大きくなったかもしれませんね。

でも、大丈夫です。その不安、私も母親として、そして多くの親子を見てきた専門家として、とてもよく分かります。実は、高額な矯正治療を考える前に、ご家庭でできることはたくさんあるんです。

この記事では、親子で楽しく続けられる「歯並びを育てる」ための具体策をまとめました。読了後には、漠然とした不安が「今日からこれをやろう!」に変わっているはずです。

この記事を書いた人
KEIKO / 歯科衛生士
歯科衛生士。子育て真っ最中。趣味はガーデニングと読書。最近下の子が覚えた言葉は「バイバイ」。本当におすすめできるホワイトニング・矯正歯科のクリニックをくまなくリサーチして紹介しています。

目次

「歯並びが悪い原因」=遺伝だけじゃない。実は“生活習慣”で変わる部分が大きいです

「歯並びが悪い原因」=遺伝だけじゃない。実は“生活習慣”で変わる部分が大きいです

まず安心してほしいのは、歯並びが悪い=お母さんのせいではありません。歯並びは「歯の大きさ」「あごの成長」「呼吸」「舌や唇の癖」など、いくつもの要素が重なって決まります。

とくに子どもの時期は、あごが成長途中。だからこそ、今の習慣を整えるほど、未来の歯並びの土台が育ちやすいんです。

よくある原因おうちで見えるサイン最初の一手(家庭でできること)受診の目安
口呼吸(ぽかん口)口が開いている/唇が乾く/いびきあいうべ体操、舌の位置(スポット)を覚える鼻づまりが強い・睡眠の質が悪い→耳鼻科も検討
鼻づまり(アレルギー性鼻炎など)鼻をすする/口を開けて寝る/鼻声まず鼻の通りを整える(生活環境+医療)慢性的なら耳鼻咽喉科で原因確認
舌の癖(低位舌・舌突出)飲み込む時に舌が前に出る/発音が気になる舌スポット練習+MFT気になる場合は小児歯科・矯正歯科へ
指しゃぶり・爪かみ前歯が出る/前歯が閉じない(開咬)卒業の“段階プラン”を作る(叱らない)長引く・歯並び変化が大きいなら相談
柔らかい食事が多い(咀嚼不足)丸飲み/食べるのが早い/口が疲れない「よく噛む」メニューを週数回から噛みづらさ・顎の痛みがあれば早めに
姿勢・頬杖猫背/口が開きやすい/いつも同じ向きで寝る座り方・足置き・枕高さの見直し顎の左右差が強い・噛みにくいなら相談

大丈夫、あなたのせいじゃありません。でも、お子さんの“ぽかん口”は未来の歯並びのサインです

大丈夫、あなたのせいじゃありません。でも、お子さんの“ぽかん口”は未来の歯並びのサインです

「うちの子だけ、どうして…」とご自分を責めてしまうお母さんもいらっしゃいますが、どうか安心してください。「同じことで悩んでいます」というお母さんが本当に多いんですよ。あなただけではありません。

ただ、お子さんの「ぽかん口」、つまり口呼吸は、単なる癖ではなく、将来の不正咬合(歯並びが悪くなること)につながる重要なサインであることは、ぜひ知っておいていただきたい事実です。

私たちの口の中では、舌が上あごにぴったりとついているのが正しい状態です。この時、舌は上あごの成長を内側から促す「天然の矯正装置」のような役割を果たしています。

しかし、口呼吸をしていると舌が下がり、この「天然の装置」がサボってしまうのです。その結果、上あごが十分に成長できず、永久歯が生えそろうためのスペースが不足し、歯がガタガタに並んでしまう原因となります。

まずは1分!おうちでできる「ぽかん口」セルフチェック

「うちの子、当てはまるかも…」と思ったら、ここで軽くチェックしてみてください。

チェック項目YESが多いと…
普段、気づくと口が開いている口呼吸/低位舌(舌が下がる)/鼻づまりなどが背景にある可能性。まずは「鼻で呼吸できる環境」と「お口の筋トレ」から。
寝ている時にいびき・口が乾く
食べる時にクチャクチャ音がする
唇が荒れやすい・口角が切れやすい
口を閉じると顎に梅干しジワ(力が入る)
鼻が詰まりやすく、よく口で息をしている

ポイント:「口を閉じなさい!」と注意するだけでは、根本解決になりません。鼻づまりがある子にとっては、口を閉じるのは“苦しい”こともあるからです(このあと詳しく説明します)。

治療の前に、家庭でできること。それが専門家も推奨する「お口の筋トレ(筋機能療法)」です

口呼吸の悪循環と筋機能療法(MFT)による好循環を比較した図解。

では、どうすれば口呼吸の習慣を改善できるのでしょうか。そこで私たちが推奨しているのが、口呼吸という習慣の根本原因にアプローチする解決策、筋機能療法(MFT)です。

筋機能療法(Myofunctional Therapy、略してMFT)とは、一言でいえば「お口周りの筋肉の正しい使い方を覚えるトレーニング」のこと。舌や唇、頬の筋肉を鍛えることで、自然と口を閉じ、鼻で呼吸できるようになることを目指します。

これは歯に直接装置をつけて動かす「矯正治療」とは異なり、歯並びが健やかに育つための「土台(環境)を整える」アプローチです。

補足:歯並びは「歯」だけの問題ではなく、呼吸・舌・唇・姿勢(機能)も関係します。だからこそ、MFTは“矯正の前”にこそ価値が出やすいのです。

データで見る:子どもの「歯並びの悩み」は珍しくありません

データで見る:子どもの「歯並びの悩み」は珍しくありません

「うちの子だけ?」と思いがちですが、実はそうでもありません。

厚生労働省の平成23年歯科疾患実態調査では、12歳以上20歳未満で叢生(歯がガタガタに並ぶ状態)のある人が約44%歯列の空隙(すきっ歯)が約12%と報告されています。つまり、歯列・咬合の悩みはかなり一般的なんです。 0

大事なのは「不安で固まること」ではなく、原因に合わせて、できることから整えること。ここから先は、原因をさらに具体的に深掘りしていきます。

見逃し注意:口呼吸の背景に「鼻のトラブル」が隠れていることがあります

見逃し注意:口呼吸の背景に「鼻のトラブル」が隠れていることがあります

ここ、かなり重要です。

アレルギー性鼻炎などで物理的に鼻呼吸が難しい場合、無理に口を閉じさせてもお子さんが苦しいだけです。まずは耳鼻咽喉科で鼻の通りを良くする治療を優先してください。

口腔機能発達の評価でも、鼻の問題が疑われる場合は耳鼻科受診の検討が示されています。

耳鼻科も検討したいサイン(目安)

サイン起こりやすいこと次の一手
慢性的な鼻づまり/鼻水口呼吸が固定化しやすい耳鼻咽喉科で原因(鼻炎・副鼻腔炎など)を確認
いびきが強い/息が止まるように見える睡眠の質低下、日中の集中力低下早めに小児科・耳鼻科へ(睡眠の評価も)
いつも口が乾く/唇が荒れやすいむし歯・口内炎リスクも上がりやすい鼻呼吸の土台+MFTを並行

さらに、アデノイドや扁桃肥大など上気道の問題が口呼吸を招き、顎顔面の発育や不正咬合に影響する可能性も議論されています。

今日から親子で始めよう!「あいうべ体操」完全ガイド【イラスト解説付き】

母親と子どもが楽しそうに「あいうべ体操」の4つのステップ(あー、いー、うー、べー)を実践しているイラスト。

「トレーニング」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、心配いりません。筋機能療法(MFT)の中でも、代表的でご家庭で最も簡単に始められるのがあいうべ体操です。

1日5分、食後やお風呂の時間など、タイミングを決めて親子で一緒にやってみましょう!

【あいうべ体操のやり方】

  1. 「あー」と、口を大きく丸く開きます。
  2. 「いー」と、口を横に大きく広げます。
  3. 「うー」と、唇を思いっきり前に突き出します。
  4. 「べー」と、舌をあごの先につけるようなイメージで、下へ思いっきり伸ばします。

この4つの動きを1セットとして、1日に30セットを目標に頑張ってみましょう。声は出さなくても大丈夫です。一つ一つの動きを、ゆっくり、大げさにやるのがポイントですよ。

「口を大きく開けて!」と叱るより、「どっちが変な顔できるか競争しよう!」と誘ってみてください。
なぜなら、子どもにとってトレーニングはすぐに飽きてしまう「作業」になりがちだからです。親子の楽しいスキンシップの時間にすることが、長続きの最大の秘訣です。

「あいうべ」だけじゃない!歯並びを育てる“追加MFT”3つ

「あいうべ」だけじゃない!歯並びを育てる“追加MFT”3つ

あいうべ体操に慣れてきたら、次の3つもおすすめです。どれも痛みが出ない範囲で、ゲーム感覚でOK。

トレーニングやり方(簡単)狙い
舌スポット上あごの“前歯の少し後ろ”に舌先をそっと置き、鼻でゆっくり呼吸舌の正しい位置(低位舌の改善)
ポッピング舌全体を上あごに吸い付けて「ポン」と音を鳴らす(できる回数でOK)上あごへの舌圧・口蓋の発育サポート
唇とじキープ唇を優しく閉じて10秒→休憩(力を入れすぎない)口輪筋の土台づくり

注意:口周りのトレーニングは万能ではありません。鼻づまりが強い/扁桃が大きい/顎のズレが強いなどの場合は、医療側で原因チェックが必要です。

「矯正はまだ早い?」悩むお母さんへ。早期相談が“損”にならない理由

「矯正はまだ早い?」悩むお母さんへ。早期相談が“損”にならない理由

結論から言うと、矯正を始めるかどうかは別として、相談は早いほど得です。

なぜなら、子どもの矯正は「歯を動かす」以前に、あごの成長・癖・呼吸を評価して、今は何を優先すべきかを整理できるからです。

年齢の目安よくある状態相談でわかること
3〜6歳癖が出やすい(口呼吸・指しゃぶり)原因(鼻/舌/癖)と家庭での優先順位
6〜8歳前歯・6歳臼歯が生え始める経過観察か、Ⅰ期治療の適応か
9〜12歳あごの成長が活発スペース不足の対策、癖の最終調整

「すぐ矯正しましょう」とならなくても大丈夫。相談=原因の答え合わせと考えると、気持ちがラクになります。

実例:鼻炎の治療+MFTで「ぽかん口」が改善し、歯並びの不安が減ったケース

実例:鼻炎の治療+MFTで「ぽかん口」が改善し、歯並びの不安が減ったケース

※個人が特定されないよう内容を調整したモデルケースです。

6歳の男の子。日中も口が開きがちで、寝るといびき。前歯が少し重なり始めて、お母さんが「矯正が必要?」と不安に。

お話を聞くと、春と秋に鼻が詰まりやすく、いつも鼻をすすっていました。そこでまず耳鼻科を受診し、アレルギー性鼻炎の治療をスタート。同時に、家では「お風呂上がりにあいうべ体操+舌スポット10秒」を習慣化しました。

3ヶ月後、寝る時の口の開きが減って、朝の口の乾きが改善。半年後には「前歯のガタガタが進んでいない」と感じられ、お母さんの不安もかなり軽くなりました。

もちろん全員が同じ経過ではありませんが、原因(鼻)を整えつつ、機能(舌・唇)を育てると、状況が良い方向へ動きやすいのは事実です。

よくあるご質問:「いつまで続ければ?」「鼻炎がある場合は?」

よくあるご質問:「いつまで続ければ?」「鼻炎がある場合は?」

Q1. 何歳から始めて、何歳まで効果がありますか?

A1. 気づいた時から始めるのが一番です。特にあごの成長が活発な5歳から12歳くらいは、効果が期待できる時期。もちろん、それ以降でも口周りの筋肉を整えるのは健康にとって良いことです。

Q2. いつまで続ければ、効果が出ますか?

A2. まずは「3ヶ月」を目標に続けてみてください。無意識に口を閉じている時間が増えたり、いびきが小さくなったりといった変化に気づくことがあります。

Q3. アレルギー性鼻炎で、いつも鼻が詰まっているようです…

A3. 重要ポイントです。鼻呼吸が物理的に難しい場合、無理に口を閉じさせるのは逆効果。まず耳鼻咽喉科で鼻の治療を優先し、鼻呼吸がしやすくなってからMFTを進めるのがおすすめです。

Q4. 指しゃぶりは歯並びに関係ありますか?

A4. 関係します。長期間続くと、出っ歯や開咬(前歯が閉じない)につながることがあります。叱るより、「できた日カレンダー」など“成功体験”を増やす卒業プランが効果的です。

Q5. 口テープで寝るのは効果ありますか?

A5. 子どもには自己判断でおすすめしません。鼻づまりがあると危険な場合もあります。まず鼻の状態を確認し、必要なら医療機関へ。安全第一で進めましょう。

あなたの小さな一歩が、子どもの未来の笑顔をつくる

あなたの小さな一歩が、子どもの未来の笑顔をつくる

最後に、この記事の要点を振り返ってみましょう。

  1. 歯並びが悪い原因は遺伝だけでなく、口呼吸・鼻づまり・舌の癖・生活習慣が大きく関係します。
  2. 日本の調査でも、叢生(ガタガタ)は12〜20歳で約44%と珍しくありません。
  3. 高額な治療の前に、家庭でできるMFT(あいうべ体操など)で土台を整えるのが効果的です。
  4. 鼻づまりが強い場合は、耳鼻咽喉科の受診も“近道”になります。

ここまで読んでくださったあなたは、もう「ただ悩むお母さん」ではありません。お子さんの健やかな未来を、ご自身の手で育んでいける最高のサポーターです。

まずは今夜、お風呂上がりに「変な顔競争(あいうべ)」を1分だけ。できたらカレンダーにシールを1枚。7日続いたら、お子さんと一緒に小さくお祝いしてあげてください。

参考文献